リサイクルショップ(古物売買業)開業のための事業計画その他の準備

リサイクルショップ(古物売買業)を開業するにあたり、キャッシュフローなどをはじめ資金繰りや顧客に対する具体的なアプローチ方法など、開業後の短期的なアクションから事業が軌道に乗るまでのプランを練る作業が必要になります。


イメージ画像 お店のコンセプトを決める
マニアックな品揃えで客層を絞り込むか、総合的な店舗とするかなどお店のコンセプトを決めます。リアル・インターネットショップにかかわらず、はじめは独自維を打ち出して訴求する方がお客様を呼び込みやすくなります。

イメージ画像 仕入先の目途を立てておく
商品の仕入れなくして売上を立てることはできませんし、程度がよく仕入れ値を抑えることで仕入先確保が利益の確保に直結します。取扱い商品によって仕入先は変わりますが、(1)お客様からの買取り(2)フリーマーケットやオークション(インターネットオークション)(3)古物市場(4)引越し現場・倒産事業所(5)産業廃棄物収集運搬事業者などが具体的な古物の入手先となります。
▼ 神奈川県古物市場一覧表

イメージ画像 運転資金などの予算設定と資金調達
目標とする売上高から必要となる仕入れ費用・広告宣伝費・家賃など当面必要となる運転資金とキャッシュフローを計算しておきます。利益率(販売費を引いた後の営業利益率)は概ね15%~20%程度を見込んで予算を立て、自己資金だけでは厳しい場合は日本政策金融公庫に融資の申請をすることも検討してみてください。
▼ 日本政策金融公庫ホームページ

イメージ画像 会社又は個人事業のどちらで開業するかを決める
法人の場合は個人事業と比べ顧客や融資先からの信用を得やすいといったメリットがある反面、設立コスト等がかかります。古物商の許可(免許)を受けるにあたっても法人と個人の許可は別々に取らなくてはならず、例えば個人事業で開業した後、法人成りした場合法人として古物商許可(免許)を取り直さないとなりません。
▼ 会社設立支援サイト

リサイクルショップ(古物売買業)の開業準備にあたり注意する点

イメージ画像 古物商許可(免許)の取得には時間がかかる
古物商許可の取得は、書類の準備から申請までに最低でも2週間、申請後の役所の審査で約1ヶ月を要します。営業所が決まり次第すぐに申請できるように準備しておくことをお勧めします。
▼ 古物商許可の取得方法

イメージ画像 自己資金の準備について
日本政策金融公庫の融資対象者となっていることから融資を申し込む場合、自己資金を少なくとも3分の1以上とする事業計画書を作成することをお勧めします。これ以下ですと融資を断られるケースも考えられますし、今後返済が滞ることがあると次回の融資を受けることが大変難しくなります。余裕を持った予算計画の上に融資資金を組み込むようにしてください。

リサイクルショップ(古物売買業)開業後の手続き

イメージ画像 税務署・県税事務所への開業届
法人は設立後2ヶ月以内に、個人事業は事業開始後1ヶ月以内に最寄の税務署に開業届及び青色申告の承認申請書を提出しておきます。県税事務所に対しても開業届が必要で自治体により、設立・事業開始から15日~1ヶ月以内の提出が必要です。

イメージ画像 古物商許可(免許)の変更届、許可証の書換え
古物商許可の取得後、許可の登録内容に変更があった場合は、原則14日以内に公安委員会に届出が必要です。許可証に記載された事項に変更が生じているときは、同時に許可証の書換え申請をする必要があります。
▼ 変更届出手続きが必要な場合  ▼ 古物商許可取得後の手続き


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